お知らせ

イベント

令和7年度 冬季学園講話会が行われました

令和7年12月6日、本学体育館にて冬季学園講話会が開催されました。 今回の講話会は「中山医学大学(Chung Shan Medical University)への表敬訪問について」と題し、今年9月に実施された台湾訪問の成果報告とともに、現地の医療・介護の現状や両大学間の連携プログラムについて学生への紹介が行われました。

まず講演に先立ち、弘前城東学園のレイン副理事長より、中山医学大学との連携プログラムにかける意義と想いが語られました。講演では、実際の現地の設備や大学近郊を撮影した写真をスライドに写しながら、中山医学大学の概要について紹介がありました。

続いて、藤原保健学部長より「台湾の医療・介護・医療職養成教育について」と題した講演が行われました。日本と台湾の比較を中心に、保健医療制度、高齢者比率の高まり、介護関連制度のほか、医療系国家資格の難易度の違いなどについて、社会的背景を含めた解説がスライドを用いて紹介されました。

さらに、佐藤学務部長からは「中山医学大学における海外研修プログラムについて」の講演がありました。台中市の紹介に続き、現在協議を進めている研修プログラムの具体案が示されました。本プログラムの目標である「国際的視野と情報技術力をもった人材の育成」「日台の比較を通じた多職種連携・協働の重要性の理解」について語られ、学内での「授業科目化」などについての検討状況の説明がありました。

講演後の質疑応答では学生から質問が寄せられ、レイン副理事長と藤原保健学部長、佐藤学務部長が丁寧に回答しました。グローバルな視点で思考する機会を得る、非常に有意義な講話会となりました。