弘前医療福祉大学 保健学部

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学部長あいさつ

 大学進学率が五割を超える時代です。入学そのものは、すでに特別なことではありません。それ自体が目的ではないのです。個人差はあるでしょうが、青春の利己的激情の時代から、社会における自分の役割を渇望する時代へと君の舞台は確実に移行します。例えるなら、幕間のような学生時代、それは既にある台本を暗唱するだけの時間ではありません。
 君は、青空を見上げて、この空の下に何十億という人々が生活を営んでいることを想像してみることがあるだろうか。世界とは、極言すれば自分自身の内界と自分以外の外界とで成り立っています。内界と外界の交渉が生活であるとするなら、より深く、より広く、両界の構造を理解し視野を広げることが、まさしく社会人としての人生の質へ影響するのです。大学で学ぶとはそういうことです。
 本学は、看護師・保健師、作業療法士、言語聴覚士を養成する大学です。卒業し国家資格を得ることは、もちろん最も重要な目標です。しかし、その前に、ホスピタリティー精神を建学の理念に掲げるこの大学での日々に何を求めるのか、その志の高さが、諸君を、そして母校を、あの青き空の高みへと導くのだという共通認識をもって、さあ、進みましょう!
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主要概念と教育目標

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学科/専攻

看護学科
 幅広い教養を土台に、あらゆる人々の健康と生活の質の向上を目指し、科学的知識・技術を用いて看護を実践できる能力を養うと共に、地域特性を考慮したアプローチができるように保健・医療・福祉職と連携・協働し、看護の役割を果たすことのできる人材の育成を目指します。
医療技術学科 / 作業療法学専攻
 日常生活活動、学業や仕事などの役割活動、余暇活動などの人が生きて行う目的活動の全てを「作業」といいます。作業療法士は、病気などにより生活のさまざまな側面で障がいを負った人や、それが予測される人を対象に、その人それぞれの生活に必要な活動ができるよう、また、社会生活への適応を目的として生活を再構築し、QOL(生活の質)の維持・向上を援助する医療専門技術者です。
 作業療法学専攻では、医療・保健・福祉に関する専門的知識や技術の習得はもちろん、ホスピタリティー(親切にもてなすこと、厚遇、やさしさと知識・実践)の精神を持った対象者のよきパートナーとして、また人間性豊かな地域社会に貢献できる人材の育成を目指します。
医療技術学科 / 言語聴覚学専攻
 聞こえやことば、コミュニケーション、そして食べることに障がいを持つ方に、より良いサービスを提供できる質の高い言語聴覚士=STを育てます。さらに大学自らが地域と連携し、障がいを持つ方を含めた全ての方々が、安心して、生き生きと暮らせる地域づくりを推進し、学生がそこに積極的に参加することにより、地域に貢献することのできるSTを育てます。