弘前医療福祉大学 保健学部 医療技術学科言語聴覚学専攻

お知らせ

言語聴覚学専攻の特徴

「話す」、「聞く」、「食べる」のスペシャリスト

ことばや聞こえ、コミュニケーション、そして食べる・のみ込むことに障がいを持つ方に、より良いサービスを提供できる質の高い言語聴覚士を育てます。
さらに地域と連携し、安心して、生き生きと暮らせる地域づくりを推進し、学生がそこに積極的に参加することにより、地域に貢献することのできる言語聴覚士を育てます。

学べる職種

言語聴覚士

リハビリテーションを提供する職業の一つです。ことばや聞こえ、コミュニケーションの障がいでお困りの方、さらに、食べる・のみ込むことでお困りの方を支援します。

取得できる資格・学位

取得できる資格

  • 言語聴覚士(国家試験受験資格)
  • 社会福祉主事任用資格

取得できる学士

  • 学士(言語聴覚学)

アドミッションポリシー

1.求める学生像

言語聴覚療法に深い関心を持ち, 他者と自身のために向上心を持って自主的に学習できる以下の学生を求めます。

  1. 将来,言語聴覚士として,障がいのある方々の社会参加に貢献したいと考えている学生
  2. 他者を理解,尊重し,多様な人々と良好な関係を築き,協働して活動できる学生
  3. 主体性を持ち,多様な人々とともに継続的に学ぶことができる学生

2.入学までに身に付けておいてほしいこと

  1. 言語聴覚療法に必要なコミュニケーション能力の基礎となる語学力
  2. 言語聴覚療法の臨床的推論に必要な基礎学力
  3. 専門職として生涯にわたり学び続けるための学習習慣

R3.10.19時点

カリキュラム

言語聴覚障がい概論

2年次、3年次、4年次につながる専門科目として、さまざまな言語聴覚障がいの概要を学びます。人間にとっての言語とコミュニケーションの意義を理解し、多様な原因で生じる言語聴覚障がいの種類や特徴について基礎的な知識を身につけます。また、言語聴覚士の職務や臨床業務の流れについても学習し、将来の仕事への関心を高めます。グループワークや演習をとり入れ、仲間と協働しながら主体的に学ぶことで理解を深めます。

言語聴覚障がい診断学演習

3年次の基礎実習および評価実習の際に、臨床現場で必要とされる知識、技能、態度を実践的に習得することを目指します。臨床現場の理解、対象者の理解とコミュニケーション、観察記録の作成方法について学びます。また、対象者の問題抽出に必要な視点、各種評価法の実施方法と結果のまとめ方について、グループワークを積極的に取り入れ「体験型学習」を重視して行います。

教室の紹介

言語聴覚学演習室A

言語聴覚療法の検査や訓練の演習を行う部屋です。

言語聴覚演習室B

マジックミラーや防音装置が設置され実際の臨床に近い形で検査や訓練の演習を行います。

学生紹介

古川 心咲

五所川原農林高校出身

Q 2年次ではどんなことを勉強した?楽しかったことや大変だったことは?

2年次では、1年次で習った基礎を元に専門的な分野について学びました。1年次では座学が多かったですが、2年次になると実際に道具を使って検査法を学び、グループワークも多くなり、自分の考えを周りの人に発信する機会が増えたので、より楽しく講義を受けることができました。
子どもに関わるボランティアに多く参加し、一緒に遊びや運動をしてとても楽しかったです。将来は小児領域に就きたいと思っているのですが、子どもたちと接することでより気持ちが強くなりました。

津川 龍正

青森西高校出身

Q 次の目標は?

4年次では臨床実習が始まるので、これまで講義や演習で学んだことを最大限に発揮し、知識や技術を深められるように取り組みたいです。
 また、目標である国家試験合格のために、学校で行われている国家試験対策グループ学習だけではなく、個人で行っている対策勉強も継続していきます。国家試験はクラスみんなで合格したいので、わからないところがあったら友人や先生方に積極的に質問し知識を深めていきます。

就職先

就職支援室は、弘前医療福祉大学/短期大学部の学生の就職活動をサポートしています。
将来を見据え、自分の進路を考える場として活用してください。

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