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令和2年2月19日(水)「令和元年度 弘前城東学園 階層別SD研修会」が開催されました。

令和2年2月19日(水)共用棟第2会議室にて「令和元年度 弘前城東学園 階層別SD研修会」(10:40~12:10)が開催されました。

今回の研修は、外部講師の招聘を企画し、直近の大学等を取り巻く環境や大学改革事例にも大変お詳しい、 株式会社進研アド東北支社長 大橋 英也 氏にご講演いただきました。

冒頭のあいさつで山本事務部長から、参加者25名に向けて本日のSD研修会を階層別(若手教職員)とした趣旨および重要性について述べられました。講師紹介の後、講義は大橋様より「教職協働で高大接続デザインを考える」と題して行われ、2部構成で進められました。
まず、大橋様から本日の研修会のポイントとして4点示されました。
① 地域の高校から敬遠されないために
② ファンになる高校を増やしていくために
③ 貴学の「理想の姿」とは
④ 「理想の姿」を実現するための高大接続デザイン
そして、以下が本日の研修会のゴールとして示されました。
 「教職協働で高大接続改革をジブンゴト化することができる」
   ・高大接続改革の現状がわかる
   ・自分の考えと周りの考えが共有できる
   ・今後の取り組みに関するステップがイメージできる

第1部は上記の①から③を大橋様から解説していただきました。他大学の成功事例についてプロセスや要因について詳細にまとめていただき、大変参考になりました。また、事前課題として配布されたワークシートには、①~③の項目について情報提供前・後の記入欄もあり、考えをまとめるのに役立ったようです。また、座席の隣同士で意見交換をする時間も設けていただき、意見を共有することもできました。

第2部は研修会の残り30分間で、4つのグループで「本学の「理想の姿」を実現するための高大接続デザイン」をテーマにグループワークを行いました。前半の研修で自分の立場での考えがまとまっていたようで、各グループとも教員と事務職員が活発に意見を出していました。グループワークが盛り上がったこともあり、時間の都合で2グループの発表しかできませんでしたが、それぞれの立場で「ジブンゴト」として考えて、行動していくのが大事なことだ、継続していきたい、将来につなげる等、若手教職員らしさが出た発表でした。大橋様からは最後に本日の研修会のご講評をいただき研修会は終了いたしました。

 研修会は、本学園の未来を担う教職員にとって必要かつ重要な研修会となりました。
大橋様には、ご多忙の中、本学園にとって有意義なSD研修会としてご講義・ご講評いただき、大変ありがとうございました。