4月3日(水) 季節外れの降雪にもかかわらず、ご来賓並びに保護者の皆様に多数ご臨席いただき、弘前医療福祉大学及び弘前医療福祉大学短期大学部の入学式が本学体育館にて挙行されました。
本年度は、真新しいスーツに身を包んだ、大学保健学部132名(看護学科54人、医療技術学科作業療法学専攻57名、同学科言語聴覚学専攻21名と短期大学部92名(介護福祉学科23名、救急救命学科42名、別科調理師養成・1年課程27名)合わせて224名の新入生が心新たに、希望に満ちた大学生活をスタートしました。
新入生は一人ずつ呼名された後、下田肇理事長兼大学学長及び相澤保正短期大学部学長から入学を許可されました。
下田肇理事長兼大学学長の式辞では、「諸君が目標としている、医療福祉のスペシャリストになるためには、これからの学生生活の中で、何をすべきかを正しく決断することを学び、自分が社会のために何をすべきかを学ぶことが重要です。大学の質は、建物の豪華さや最新の器具設備で評価されるのではなく、諸君ひとりひとりの人物が問われており、本学の主人公は君たちなのです。学生生活において大切なのは、興味のおもむくままに、エネルギーを無駄に消費するのではなく、自分の進むべき道をひたすらに求めてほしいということです。最後に、諸君の実り多い大学生活の中でこれからの生涯を通して心を許し合え、心を磨き合うことができる良き友人を得られることを切に希望します。」と激励しました。
続いて、短期大学部相澤学長から、式辞がありました。相澤学長は、介護福祉学科、救急救命学科、別科調理師養成・1年課程の新入生に対して、各学科の成り立ちと「在学中に本学の教育の礎である、ホスピタリティー精神を在学中にしっかりと身に付けてほしい」と希望を述べました。また、「大学は、学問を通じての人間形成の場である。大学生の時ほど、人生で勉強のできる時間はありません。この時期を無駄に過ごすことなく、専門家になるための知識と技術を身に付けることはもちろん大切だが、リベラルアーツも意欲的に学んでください。皆さんが令和の時代の主役となり、挑戦する心をエンジンとして、本学で生き生きと自らの能力を伸ばし、大成することを期待する。」と式辞がありました。
最後に、保健学部看護学科に入学した新堂帆乃花さん(三沢高校卒)が新入生を代表して、「誓いの言葉」を述べました。
新堂さんは、「私の目標は、保健師になり、私の成長を見守ってくれた地域の皆さまに恩返しをすることです。私たち新入生一同、今日から一人ひとりがそれぞれの目標に向けて、勉学に励むとともに、様々な活動に積極的に取り組み、本学の建学の精神であるホスピタリティー精神を自分の中にしっかりと育てられるよう、充実した大学生活を送りたいと思います。」と力強く誓いました。
新入生、並びに保護者の皆さま、ご入学おめでとうございます。
教職員一同、新入生の皆さんの教育に全力を尽くします。