卒業生からのメッセージ

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船橋陽子
(医療法人サンメディコ下田クリニック 勤務)

旧弘前ホスピタリティーアカデミー言語聴覚科
平成22年度卒業

メッセージ

 言語聴覚士は、乳幼児から高齢者まで非常に幅広い年齢の方と接する職業です。脳卒中後遺症や進行性疾患、先天性疾患など、様々な理由で言語コミュニケーションが上手く図れなくなった方、または飲み込みが上手くできなくなった方を支援する職業が、我々言語聴覚士です。
 私が専門学校卒業後、医療法人サンメディコ下田クリニックに就職してからもうすぐ1年半になります。難聴や発達障害が要因で、言語発達に遅れのある子どもたちと個別訓練を行うのが主な業務なのですが、認知症を心配して来院された高齢者と関わる機会も多く、障がいに対する様々な知識とともに、ハンディキャップを抱える方との具体的なコミュニケーションの取り方、更にはご家族に分かりやすく説明するためのスキルなど、非常に多くの力が求められる職業であると実感する毎日です。小児の言語聴覚領域は、計画立案した訓練プログラムに沿って訓練を進め、子ども自身の力を伸ばすとともに、ご家族に対する心理的サポート、または助言・指導など、配慮すべき点が多岐にわたり、言語聴覚士として実際に働いてみると、学生の頃とはまた違った意味で勉強の日々です。それでも、関わる子どもたちが、力をつけ、一回り成長した時の喜びは大きく、それをご家族と共有できるのもまた担当ならではの喜びだと思います。これからも知識や技術を磨いていくことは当然のこと、ご家族の心理面もしっかりとサポートできる言語聴覚士になれるよう、努力していきたいと思います。