インフォメーション

 2016.12.12

冬季学園講話会が行われました。

平成28年12月10日 本学体育館において、冬季学園講話会が行われました。

本学園の学園講話会は今年度2回目になりますが、今回は地元弘前市出身の方言研究家・川柳作家としてご活躍されている
渋谷伯龍氏を講師に招き「まみしぐ さがしく あずましぐ」をテーマに行われました。

始めに下田学長より渋谷氏の略歴について紹介があり、「今回の講話で十分な津軽弁が聞けると思いますので津軽弁、
川柳の知識を広め、楽しみながら勉強すること」と学生に向けて述べられました。

img_6334_e


渋谷氏の講話では津軽弁の歴史について、元々6~7世紀の大和言葉が9割を占め、残りの1割がかつてこの地で和人とアイヌ人が
暮らしたことによるアイヌ語がベースになっていること、そしてこれらが転訛や経過省略等を経て今の津軽弁があり、
今回の講話で皆さんを「言葉の旅」にお連れするとのあいさつで始まりました。


苗字や地名の由来もわかりやすく説明していただき、特に本学がある小比内地区はもともとサッ(乾いた)ピ(小石)ナイ(川辺)という意味のアイヌ語がベースになっている事がわかりました。
また、「なづぎ」「あぐど」など、体の一部を表す津軽弁は標準語では何というか?などクイズもあり、自宅や病院、施設で
の実習の際に接する機会が多い高齢者の方から耳にするので学生も楽しく聞き入っている様子でした。


最後に渋谷氏より「学歴も医療技術もいいけれど 何よりほしい 君のやさしさ」という川柳も読んでいただきました。何かあった時には
君たちの優しさで接することが最も良いお薬になること、そして人生において成功する人は「おはよう にっこり ありがとう」を必ず
行っており、この魔法の言葉を忘れないでほしいと「言葉の旅のお土産」を頂戴いたしました。


本講話会を通じて、地元出身の学生も県外出身の学生も津軽弁などの言葉から地域、
そして医療福祉について感じるもの考えるものがあったかと思います。
本学を卒業し、社会に出てからもぜひ本日の渋谷氏の言葉を忘れず、地域に貢献できる人材になっていただければと思います。


img_6342_e



※なづぎ・・・おでこ
 あぐど・・・かかと